優秀な経営者 大原孝治のプロフィール

大原孝治は、優れた経営者に与えられる経済界大賞優秀経営者賞を受賞するなど、経営手腕には定評があります。今や日本を代表する大企業となったドンキホーテホールディングスを率いる大原孝治のプロフィールを見ると、現在の大手企業の社長の中では若手の1963年生まれとなっています。東京の府中で誕生した、ドンキホーテ第1号店で社員として働いていた大原氏は、大抜擢を繰り返し、現在は社長として多くの従業員を率いています。
ドンキホーテグループが擁する国内の店舗の中には、免税店も多くなっており、免税売上額は全体の売上の2%以上を占めます。日本には中国をはじめ世界各国から観光客が訪れますが、特にアジアからの観光客が多く、ドンキホーテホールディングスの売上アップに貢献しています。

圧倒的な商品数を誇るドンキホーテは、激安価格でも多くの外国人観光客の心をつかんでいるのです。創業以来顧客優先主義を貫いてきたドンキホーテは、利用者のニーズに応えるのを使命としています。
大原社長は、日本には素晴らしい観光資源があるとしつつも、インフラが欧米並みにもなっていないとインタビューで語っています。2020年の東京オリンピックとパラリンピックについても慎重な見方を示しており、2020年は観光立国としての日本の通過点に過ぎず、そこからが本当のスタートだと考えているようです。日本商業施設の会長も勤めている大原社長は、空港内のテナントがインバウンド対応になっていないと指摘します。国際空港なのに日本人のソリューションになっているのはアウトバウンド対応だと話し、ロビー活動を展開するうえでの課題だという考えを示しています。

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